「TSUMUGI」
アップサイクルによるサステナブルなテキスタイルを作る取り組み

日本伝統の「紙糸」を、製造工程で発生する紙資源や間伐材などからアップサイクルする仕組みを確立、資源の有効活用によって、ロスの削減や循環型社会の創出を目指しています。
各業界からみえた社会的課題
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企業の課題
- ・製造過程でロスが発生している
- ・廃棄せず有効活用する方法の模索
- ・サステナビリティ意識の高まり
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繊維業界の課題
- ・海外生産による産業の空洞化
- ・大量生産、大量廃棄の現状
- ・日本独自の技術が知られていない
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林業と自治体の課題
- ・防災等、山林の手入れのため定期的に間伐する必要がある
- ・間伐材搬出のコストや形状から一部は山に放置されている
- ・それにより林業の売上が減少し、担い手も減っている
紙資源や未利用な間伐材を紙糸にアップサイクルする仕組みを確立
「TSUMUGI」としてブランド化、企業・自治体連携で製品を開発・販売
一般社団法人アップサイクル
現近年、日本において短期的な利益の追求だけではなく、持続可能な社会づくりについての関心が高まっています。
一方で、利用可能な資源が再利用されることなくそのまま廃棄されている現状や、資源として回収・活用する方法が十分に整備されていない等、取り組んでいくべき課題は多く存在しています。
こういった利用可能な資源を様々な企業・団体との連携により有効活用していくためのプラットフォームとして生まれたのが「一般社団法人アップサイクル」です。
一般社団法人アップサイクルは、循環型社会づくりのハブとなり、参画企業・団体それぞれのもつ資源や優れた技術やものづくりの力、サービスなどを結集し、新たな価値を生み出すことを目指してまいります。
一般社団法人アップサイクル公式サイト https://upcycle.or.jp/